午後だけ時間があるという時がたまにある人は意外と多いと思っているのですが、どうでしょうか。私の場合、月に一度くらい平日にあるかないかくらいです。
　さて、そんな時はどうするのか。さすがにだらだらするのはもったいなすぎるので、いろいろ考えたところ、大回り乗車の旅を思いつきました。

　「大都市近郊区間内のみを利用する場合の特例として、実際に乗車した経路にかかわらず最も安くなる経路で計算した運賃で乗車できる」
という切符のルールをある意味「裏手に取った」旅です。

　そのメリットは、なんといっても旅行費の安さ。途中下車はできませんし、同じ駅を2回通ってはいけませんが、運賃は最低で1区間のみ(＝100円台から)。工夫をすれば旅費は1000円以内に収まると思います。これは大きい。

　しかし、範囲は大都市近郊区間内でかつ同じ駅を2度通ってはならないので、コース選びに苦労しますし、接続もいいところばかりではありません。1日で最長の大回り乗車は無理があると思います。

　そこで、大回り乗車を3回に分けてやってみました。そして、それを”中途半端な余った時間”にするのです。

　編は
1 塩津編　2 谷川編　3和歌山編　です。

過去の自転車旅と重なるところも多かったです。それらも合わせて感想を書かせていただきました。

1.塩津編

2.谷川編

3.和歌山編