Thunderbird 自転車旅行記

個人的なサイクリング旅の備忘録 サイクリングをしながら鉄道も楽しむ旅へ。よく駅に寄りながら線路沿いをサイクリングしています。現在、サイクリングと並行して駅のスタンプを収集中です。

大阪と飛鳥・吉野往復100km越えライド!!!


自然に触れ合いたい。でも自転車にも乗りたい。そして、近場で。


その思いで地図上を旅行していると、吉野というところがいいのではないかということになり、今回は吉野へ行くことになりました。

実は、自転車を始めた頃に石舞台古墳に何回も行っていたので、その延長となります。

実は、(2回目)吉野にも何度か行っているので、ルートが2つあります。よって、のちに場合わけして記します。

時間は初心者の時のものなので忘れました。


記録
今回のスタートは大和川サイクリングロード。この道にはとてもお世話になっています。
なんと言っても王寺方面やR165経由の高田方面、石川経由の河内長野方面などの時に効果を発揮する万能な道です。それで時間短縮に使えたり、使えなかったり。風向きには注意した方がいいと思います。


さて、柏原市役所前を過ぎます。ここまでは本当に一瞬です。昔はここまでが限界だったのに?ちなみにここまでが私のファーストライドです。


近くにぶどう坂がありますね。ここも昔は、「柏原ぶどうの看板が高いところにあるね」というレベルでしたが、まさか自分があそこまで行くとは。坂はキツいのですが、それに見合った景色があるので個人的にはおすすめです。


国豊橋で大和川を渡り、国分からR165の単独区間。そして、登りになります。
これも昔は、ですが押して登っていました。自分の成長がよくわかります。


交通量が多いのですが、高田方面へはこの道が距離的にも高度的にもベストだと思います。


名もなき峠を越えると、穴虫へ。そこからは中和幹線に入ります。中和幹線と聞くと、奈良県民かな?と思いますね。

しばらく快走できます。ここが意外と精神的にきつかったりする。ずーっと進むと、飛鳥川に出会います。

ここから川沿いを南下。夏場は虫が多めですが、走りやすいです。

今井の街並みによっても良いかもしれません。

飛鳥に近づくと、自然と近づいたことがわかります。不思議なものです。


甘樫丘まで来ると、まず空気が違います。飛鳥に来たんだ!という感じがします。


ここから石舞台古墳までは看板に従って行ってもよし。いろんな施設に寄ってもよし。行き方は本当にいっぱいあると思います。
私が行ったのは、あの蘇我入鹿の首塚です。実際に行ってみると、ちょっと怖い感じがしましたが、行った後も何か悪いことは身に起きませんでした。広い土地にあることも怖さを倍増させます。


それにしても観光客さんが多い!外国からの方もよく見ました。


さて、石舞台古墳に到着です。
ここに何回きたことか。でも入るのにお金が必要なので、実際に入ったのは1回だけだったりする。石舞台古墳の地下の部分は涼しいのでクールダウンできますし、何より大きな岩には圧倒されます。


近くの売店で休憩します。
ここにはたまに黒猫が出没します。売店の方が飼っている?そうです。なついたとか。
冬場に来た時は、運動して温かくなった自分の膝に乗ってきて、喉を鳴らしていました。
とはいえ、猫の方も温かいのでお互いにぬくぬく。寒そうにしていて、鼻からは鼻水が出でいましたから、ちょっとでも生き帰ったのなら、とてもうれしいです。別れ際の黒猫の悲しそうな顔。残念。いかなければならない。
あの猫は今でも生きているのだろうか、、、?


長めの休憩の後は、吉野へ向かいます。
石舞台古墳を出ると、山に入っていき、観光客さんもだんだん少なくなっていきます。


奈良県道155号との分岐で、場合わけしていきます。
1.芋峠から
このルートはならクルにも載っているコースだったので、油断していました。


この坂はあかん!!!


とてもとてもキツい。でも、道としては自然にとても近い。ハイキングコースのように、木が鬱蒼として川が並行している。


結局1回足をついてしまった。頭がジンジンとしている。鳥のさえずりが聞こえてきた。


峠が見えた時には、、、!!!!
本当に嬉しかった。もうこれで終わりなんだ!


地獄を過ぎれば、天国へ。
登るのとは大違いの速さと早さ。
吉野川までは一瞬だ。


2.多武峰(とうのみね)から
こちらの坂もあかん!!!
吉野までには激坂を越えることが
必須のようです。
でも、芋峠とは違い、道路の整備度が高く、走り(歩き)やすい。※押していきました。


何度かヘアピンを過ぎると、下りに転じ、多武峰へ。といってもここで補給は難しいかなという感じ。


そこから南へと転じ、新鹿路トンネルへ。
もうすでに下り基調で、トンネルも新しく、交通量も少ない。
つまり、快適なわけである。


こちらも同様、吉野川までは一瞬だ。


いずれにせよ、近鉄吉野線の吉野川橋梁望むことになる。
この橋梁、すごいですよね。吉野ののどかさにあっているのだけれども、迫力があって、見どころ満載です。


でも、ここに着く頃にはすでに疲れていたので、堪能とまではいきませんでした。


ここからは交通量が多い吉野川沿い。
対岸の方がいいのかもしれないけど、楽をしたかったので。


実は単調区間で、交通量が多いので、あまり楽しくない。でも、吉野線の電車に出会うと、元気が出てくる。

がんばって、土田まで。ここからは北上し、大阪へと戻っていく。


新芦原トンネルまでの道のりは、ここまでの疲れのせいで、キツく感じる。でも、芋峠や多武峰の時の坂よりかは全然レベルが違う。
ちょっと頑張れば、トンネルまでいける。


トンネルを出たところが、意外とスピードが出る。なんと、少し漕いだだけで60km/h!
ここまでくると、もはや車。でも、危な過ぎるので減速。

飛鳥駅まではすぐに着く。


橿原まで北上し、その後大和高田バイパスの下を行く。そして、葛城あたりで再び北上し、山麓線で穴虫まで。そこからは行きと同じ道となる。


急に説明だけになったのは、この辺りがあまり楽しくなかったからかもしれない。
バイパス下は走りやすいかもしれないけど無機質な感じがするし、山麓線はアップダウンに苦しめられる。穴虫の前のアップは特にキツい。もはや登山口の形相。あ、本当に二上山の登山口があった。


帰りは輪行した方が良かったかもしれない。しかし、近いということでやめておいた。
達成感はあるが、ちょっと後悔も残った。


帰りに渡った国豊橋は、安心感に包まれていた。
もう帰ってきたんだなあ、と。


もはや柏原がホームタウンになっている。
おかしなことです。


吉野ライド。これがいずれは紀伊山地方面の時の玄関コースとなるのでしょうか。
しかし、輪行がほぼ不可能な地理なので、いくのをためらいます。

吉野までとその奥の壁を感じます。


いつかは紀伊山地縦断もしたいですね!!!